
飛ぶカラダ
尾作 研太 KENTA OSAKU
3.10
2011年3月10日、それは東日本大震災の前日。
夜の国道をバイクで走っていると、大きな交差点で右折車と衝突。
身体が数十メートル投げ飛ばされ、街灯に強く身体を打ち付けられる。

記憶はなく、目が覚めるとベッドの上。背骨を複雑骨折し身体中が痛む。
意識朦朧とする中、余震で病室のベッドが揺れ続けている。
自分はまだ、夢の中にいると思っていた。
意識がはっきりとしてきた時に、自分が事故に遭ったと気づく。
足のつま先が動くがどうかを確認してみる。
「動く。良かった。」と安堵した瞬間は、今も忘れない。

リハビリの生活が始まる。
ゆっくりとベッドから起き上がる。
立ち上がると脚が震える。手でつかまりやっと脚を踏み出すことが出来た。

涙が止まらなかった。
「これから自分は何ができるだろう。」
同じく歩きたいと願う人を救いたい、と心に誓った。

Career
群馬大学 医学部保健学科 理学療法学専攻 卒業(2014)
医療社団法人 健育会グループ ねりま健育会病院 (2017~2020)
Griffith College Diploma of commerce, Australia 卒業 (2020~2021)
さわやかケアステーション株式会社 (2021~2024)
さわやか訪問看護リハビリステーション 兼 リハビリベース国分寺
Certification
理学療法士

Mission
急性期クリニック、回復期病院のリハビリ経験を経て、訪問リハビリと自費のリハビリ事業に従事してきました。脳血管疾患では、装具調整を含めた歩行再建と、麻痺を改善させていく、日常生活動作の形成を図ります。日常生活と、復職を含めた社会復帰の支援も強みとしています。整形外科では、目の前の施術はもちろん、病前から始まっている原因の究明から、今後の長い期間において、再発しない身体の獲得を目指します。
整体分野
理学療法士は、大きな交通事故や、大病にかかるときに、初めて病院で出会うことが出来ます。「もっと若い時から、身体を治しておけばよかった。」と口癖になってしまう方が非常に多いです。大きな疾患を患う前に、カラダを整える、「予防」という部分に重きを置きます。
美容分野
身体の仕組みや機能、足からの運動連鎖を読み解くことは、リハビリ分野は特化しています。顔のバランスは、骨格も含めて足から、積み木のように重なり、最終的に顔に結果として現れてきます。正しい姿勢を取り戻し、本来あるべき美しい顔へ整えていきます。また気になる部分に対しては、特化した徒手技術やバランスを整えることにより、悩みの解決を図ります。